無錫日本語補習授業校
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無錫日本語補習授業校

所在地:無錫市新区錫士路88号 無錫国際学校国際部
連絡先:e-mail: wuxi-hosyu@hotmail.co.jp










教務総括


    2006年4月に開校して以来、教員一同様々な方法や形を模索してまいりました。子どもたちがどのような学校を望むのか、保護者の方々がどのような面で不安であるか、また期待しているか、様々な意見や要望、状況を真摯に受け止め、その時その時で改善してまいりました。
しかし開校当初から、私たち教員が常に大切にしている考えがあります。それは「中国へ来たということを、メリットにとれるように」ということです。
    近年、世界では日本人学校離れが進んできていると聞きます。それに伴って日本でも帰国子女を受け入れる体制が整ってきています。帰国した時の心配ではなく、子どもたちが中国へきてよかったと思えるような、またその経験自体がこれから活かされていくよう思いきり中国語の勉強、英語の勉強、異文化交流にと今取り組んでほしいということです。

そしてその中のひとつとして、子どもたちが少しホッとできる、安心できる、楽しみになるような補習校を目指し、子どもたちに苦痛を与えるようなものでなく安らぎを与えられるようなものにしたいと思っています。そのような中からカリキュラムや授業のやり方・具体的な内容を作ってきました。
    学校は「勉強だけをするところ」ではありません。「勉強もするところ」であるというだけです。子どもたちは、毎日、日本の環境と異なる学校で一生懸命勉強しています。その経験はこれから必ず子どもたちに還元され貴重なものになると思います。その負担にならないよう、又こちらでの貴重な経験の中のひとつに「補習校」もなれればと切に願っています。

<国語>


    国語に関しては、日本で使用されている文部科学省指定の教科書を使用しています。限られた時間でどのように授業をするかということですけども、基本的には「読み・書き」ということに重点をおいて授業を進めています。新しい漢字の書き方や日本語での読み方また文章の区切り方などに重点をおき、その中で、子どもたちがどのように感じたか、どういうところがおもしろいかなど内容把握や感情の読み取りを聞いていくというようなスタイルです。少人数で授業時間数も少ないので教員が説明するというよりも、「書く・読む」といった作業を多く子どもたちにさせてあげていれば、日本へ帰っても何の問題もなく「書ける・読める」と思っております。また、教科書を実際使うことによって、子どもたちも「やったことがある」という経験から安心できるのではと考えてます。
    1,2年生は社会科と理科が個別になく「生活科」になっているので、余った時間分、国語を2時間取り入れています。1時間は教科書を使用して行うものでありもう1時間は日本の簡単な詩や文を暗唱させたり、言葉遊びをしたり日本語に親しむということに重点をおいています。

 
<算数>

    国語と同様に日本の教科書を実際みて進めています。人数が少ないので教科書などに書いてある問題を指定し子どもたちが自分たちで進めていく、また文章題や大事なポイント、記号などはノートに書かせて問題を解いてもらう。わからない部分はその都度担当の先生が説明をし、理解できるようにしています。算数に関しては、中国の現地校のほうが内容としてはすすんでおり、さほど問題はないのですが、しかし算数は「できる・できない」「わかる・わからない」などの評価が自然にできてしまうので、2、3人の少人数では子どもたち自身が他の子と比べて「劣等感」を抱き「僕、私は算数できない・苦手なんだ・嫌いなんだ」という声がよくあります。そうならないように、教員には量や質、授業の工夫などに気をつかっていただいてます。また、その他に方眼紙を使って百の束、十の束をつくるといった数の概念を実際みて理解したり、「1?=1000ml」など容積や体積などの単位などは、頭で覚えて知識で知っているということより、実際道具を使うなどで感じさせてあげられるよう工夫をしています。
 
<社会>


    社会科は、現在、3,4年生は合同で、5年生は単式学級で行っています。社会科は基本的に教科書を開いて行うということは原則にのっとってやりたいとは思っていますが、現状として、日本ではないので異なる部分も多く実感しづらいのではと考えています。そこで視野をもっと大きく捉えて、小学生の社会では重視すべきテーマを2つ取り上げました。ひとつは、小学生のうちは地図に親しみ、地図の見方、地図のでき方、地図の書き方といった「地図」といったテーマで取り組みたいとひとつ考えています。日本でも地図帳など地図というものはなかなか見る機会も少ないと思います。小学生のうちに地図の見方ができれば、りっぱな社会科を勉強したことになると思ってます。もうひとつは「調べ学習」です。教科書にあがってるテーマなどで教科書、地図帳、その他の教材を使って情報を集め、まとめたりするということです。もちろん、教科書などにとりあげられているものだけではなく、時事問題や中国の問題、日本の問題、また日本の縁のある県を調べてみたりなども行いたいと思っています。教科書をダラダラと説明したり、県名や河川、山脈などを覚えさせるということよりも、実際に子どもたちに作業させ「覚える」ということより「感じる」ことを大事にしたいと思ってます。無理に知識を押し込むということは、中国で週一度で非常にマイナスが大きいと思ってます。知識として確立できなくても、地図をみるのが好きだ。わからないことがあればこうすればいい。といったことができるようになれば今後自然に知識はできていくとおもっております。

 
<理科>


     理科も社会科同様に3,4年生は複式で5年生は単式学級で授業を行っています。
     基本的には教科書をベースに日本と同様の内容で授業を進めていこうとおもっていますが、補習校ということでやはり設備的にも時間的にもすべての内容を網羅するのは困難です。そこで限られた条件の中でも学習しておくべき要点をとり上げ「体験学習」を中心に展開しています。
    生徒数が少ないからこそ一人一人に接する時間が長いので、ひとりひとりのもつ「疑問」に答え、またこちらからも「疑問」を与えられるよう、そしてそれらを解決に導いてあげられるような授業を目指し教鞭をとっています。
    いまはまだ、教材も不足していますが、限られたもので、限られた時間で子どもたちが「理科」に興味をもてるよう日頃から心がけるようにしています。


 




 
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